「専攻医の道に進むべきか、それとも美容か。」迷い続けた初期研修医(27歳)が美容外科へ転科を決めるまで
27歳 男性/医師 - 年収 :
- 年収450万
- 仕事内容:
- 初期研修医
- 勤務形態:
- 週5・当直あり
- 年収 :
- 年収1,700万
- 仕事内容:
- 美容外科
- 勤務形態:
- 週5・当直なし
転職理由
初期研修の終盤になると、多くの同期が専門科を決めていきます。内科で専門医を目指す人、外科系で技術を磨いていく人など、それぞれの進路が見えてくる中で、自分は正直どの科にも決めきれずにいました。
研修を通してさまざまな診療科を経験しましたが、「この分野を一生続けたい」と思える決定的なものがなく、どこかで迷いが残っていました。
同時に、医師としての働き方や収入面についても現実的に考えるようになりました。保険診療は意義のある仕事だと思う一方で、長時間労働や当直を続けながら収入が大きく伸びにくい構造も見えています。
そうした中で、SNSを通して美容医療でうまくいき、若くして高収入を得ている医師の存在を知りました。年次に関係なく実力や成果が評価され、それが収入に直結する環境があることに大きな衝撃を受けたのを覚えています。
初期研修を通じて、単にやりがいだけでなく、働き続けられる環境であることの重要性も強く感じていたため、金銭的にしっかりと報われることは、長く仕事を続けていく上で欠かせない要素だと考えるようになりました。
もちろん収入だけがすべてではありませんが、自分の努力や成果が適切に評価され、それが目に見える形で還元される環境で働きたいという思いが、次第に明確になっていきました。
自由診療・美容医療に興味を持ったきっかけ
美容医療という選択肢自体は、研修医の頃から知っていました。最近では研修明けから美容医療に進むケースは全く珍しくなく、業界の存在は広く知られています。
ただ、だからといって簡単に決断できるものではありませんでした。
むしろ近年は直美規制の議論などもあり、専門医を取らずに美容医療に進むことについては賛否の意見も多くあります。医師としてのキャリアを考えたときに、本当にその道を選んでいいのかという葛藤は大きかったです。
一方で、保険診療で専門医を取得したとしても、その後の働き方や収入が大きく変わるとは限らないという現実も目に見えていました。
専門医を取るために長い時間をかけるのか、それとも若いうちから別のフィールドで挑戦するのか。自分にとってどちらが納得できるキャリアなのかを考え続けていました。
自由診療・美容医療への転職活動での不安
最も大きかったのは、専門医を取得しないことへの不安でした。
同期の多くが専攻医に進み、医局や専門医取得に向けて歩んでいく中で、自分だけ違う道を選ぶことに迷いはありました。
実際に美容医療で働いている先輩医師に相談した際にも、「できるなら専門医を取ってから美容に来た方がいい」という助言をもらったことがあります。
理由としては、専門医を持っていれば仮に美容医療が向いてなかった場合でも、保険診療に戻りやすいなどキャリアの選択肢を残せるからだということでした。
現役の先輩からその話を聞いたときは、正直かなり悩みました。
直美は片道切符、専門医を取ってから美容に行く方がリスクが小さいのは確かにその通りです。一方で、専門医取得には数年単位の時間がかかります。その頃には美容医療の業界の状況も変わっている可能性があります。
「今のタイミングで美容に挑戦するのか」「まずは専門医を取るべきなのか」。
どちらの選択にもメリットとリスクがあり、すぐに答えは出ませんでした。
また、美容医療は保険診療とは働き方も評価軸も大きく異なります。技術だけでなく患者様満足度や集客・売上なども意識する必要があり、自分がその環境でやっていけるのかという不安もありました。
キャリアとして後戻りがしにくくなる可能性があることも含め、転職を決断するまでにはかなり時間をかけて考えたと思います。
新しい勤務先が決定するまでの流れ
最初は情報収集のつもりで美医転科に相談し、そこで初めて美容外科でも未経験の医師を受け入れているクリニックがまだ複数あることや、研修制度の内容がクリニックによって大きく違うことを知りました。
自分の状況や不安を伝えた上で、未経験医師の受け入れ実績があるクリニックや研修制度が明確な求人をいくつか紹介してもらいました。
その後、クリニックの説明を聞いたり、実際の働き方や執刀機会がどれくらいあるか、教育体制について理解を深めていきました。
最終的には、段階的な研修制度があり、未経験からでも技術を身につけていける環境が整っている美容外科から内定をいただき、入職を決めました。
美医転科で案内された求人・アドバイス
紹介してもらった求人の中で共通していたのは、未経験医師向けの研修制度が明確に設計されているクリニックでした。
最初はカウンセリングや処置の補助などから始まり、経験を積みながら徐々に手技を習得していくというステップが用意されている点が安心材料でした。
印象に残っているアドバイスとしては、「美容医療に進むかどうか以上に、最初にどのクリニックに入るかが重要」という言葉です。
給与条件だけで判断するのではなく、研修体制や若手の執刀機会などをしっかり見た方がいいとアドバイスをもらいました。
また、美容外科は技術習得のみならず自分自身の積極的なメディア露出など、地道な努力が求められる分野であるという現実的な話も聞くことができました。
転職を振り返って
実際に働き始めて感じるのは、美容医療の世界は決して楽な環境ではないということです。研修で覚えることも多く、技術習得のスピードも求められます。また、患者様満足度や売上など、結果を意識しなければなりません。
集客やカウンセリングの重要性など、保険診療とは違う視点で医療を考える必要があることにも最初は戸惑いました。
ただその一方で、若いうちから執刀機会をいただける環境は大きな成長につながっていると感じています。努力した分だけ技術も収入も伸びていく可能性がある点は、大きな魅力だと思います。
専門医の道ではなく美容医療を選んだことが正解だったかどうかは、まだこれからの努力次第だと思っています。ただ少なくとも、自分で悩んで選んだ道なので、今はこの環境でしっかり経験を積んでいきたいと考えています。
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