「理事長退任後、まだ医師を続けたい。」形成外科開業医(52歳)が選んだ、週2〜3日で働く男性医療クリニックという選択。
52歳 男性/医師 - 年収 :
- 開業医として変動
- 仕事内容:
- 形成外科開業医
- 勤務形態:
- 週5〜6
- 年収 :
- 年収1,200万
- 仕事内容:
- 男性総合医療クリニック
- 勤務形態:
- 週2〜3
転職理由
長年、大学病院の形成外科で勤務し、講師として後進の指導にも携わってきました。その後、地元に戻り形成外科クリニックを開業し、約20年にわたり地域医療に関わってきました。
しかし、クリニック経営は医療だけに集中できる環境ではありません。診療の合間にスタッフのマネジメント、経営判断、設備投資、集患対策など、次々と判断しなければならないことがあり、気がつけば“医師”というより“経営者”として動く時間のほうが長くなっていました。
また、開業医として長く働いていると、休みという概念が曖昧になります。休診日にしていても急患の連絡が入ることもあり、完全に仕事から離れることは難しい状態でした。年齢を重ねるにつれて、「この働き方をこの先何年も続けられるのだろうか」と考えるようになりました。
クリニック自体は後進に引き継ぐ体制が整い、理事長を退任するタイミングを迎えました。完全に引退するにはまだ早いと感じていましたが、これまでのように週5〜6日フルで働き続ける生活は体力的にも現実的ではありません。
無理なく働きながら、医師としての経験を活かし、一定の収入も得られる環境を探したい。そう考えたことが、転職を考えたきっかけです。
自由診療・美容医療に興味を持ったきっかけ
開業していた頃に患者様から男性器に関する相談を受けた経験でした。そのときは専門外ということもあり十分に応えられなかったのですが、「こういう悩みは潜在的に多いのではないか」という印象がずっと残っていました。
改めて調べてみると、包茎手術などは形成外科で培ってきた技術とかなり親和性が高く、自分の経験がそのまま活かせる分野だと感じました。縫合や仕上がりのバランスといった点でも、これまでやってきたことと大きく離れていない印象でした。
また、ED治療についても、比較的シンプルな診療で身体的な負担が少なく、無理のない働き方を実現しやすい点に魅力を感じました。今後長く続けていくことを考えると、この点は大きかったと思います。
さらに、男性特有の悩みは人に相談しづらい分、しっかり向き合うことで患者様からの信頼や満足度につながりやすい領域だと感じました。これまでの経験を活かしながら、新しい形で価値提供ができるのではないかと考え、男性総合医療の自由診療に興味を持つようになりました。
自由診療・美容医療への転職活動での不安
正直に言うと、最初は不安のほうが大きかったと思います。
まず年齢です。50代になってから新しい分野に転職する医師がどれほどいるのか、元開業医をそもそも採用してもらえるクリニックがあるのかという不安がありました。
また、完全自由診療のクリニックには「営業色が強い」というイメージもありました。美容医療の一部のクリニックの話を聞くと、売上ノルマや診察でも営業要素が強いなどの話題が出ることもあり、そうした働き方が自分に合うのかも気になっていました。
私はこれまで、患者様と落ち着いて向き合う外来診療を中心にやってきました。強い営業的な要素が求められる職場であれば、精神的に長く続けることは難しいのではないかという懸念がありました。
新しい勤務先が決定するまでの流れ
まずは情報収集のつもりで、医師の自由診療求人が比較的多く掲載されていた美医転科に相談しました。
これまでの経歴や、開業医として働いていたこと、理事長を退任したこと、今後は週2〜3日程度の勤務を希望していることなどを率直に伝えました。
そのうえで、「年齢的に再就職が可能なのか」「元開業医だが勤務医として採用されるのか」といった不安も正直に相談しました。
すると、男性医療クリニックの中には、むしろベテラン医師を求めている求人もあると教えていただきました。ED治療などは患者様の年齢層も幅広く、落ち着いた対応ができる医師が好まれるケースもあるそうです。
いくつかのクリニックを紹介していただき、面談を重ねる中で現在の勤務先と出会いました。
診療内容はEDや包茎が中心で、診察や手術がメインの診療スタイルです。営業要素はそこまで強くなく、勤務日数も週2〜3日と柔軟に調整でき、私が希望していた働き方に近い環境でした。
最終的には、「長く無理なく働いてほしい」というクリニック側の考え方にも共感し、入職を決めました。
美医転科で案内された求人・アドバイス
紹介していただいた求人の中で印象的だったのは、「経験や年齢よりも人柄や落ち着いた対応を重視する」という男性医療クリニックの求人でした。
ED治療は患者様にとって非常にデリケートな相談です。若い医師よりも、人生経験があり落ち着いた対応ができる医師のほうが安心して相談できるという患者様も多いそうです。
また、一口に自由診療といっても、すべてのクリニックが営業色の強い環境ではないという話も聞き、安心しました。男性医療クリニックは比較的シンプルな診療体制のところも多く、医師としての外来経験を活かしやすいという説明を受けました。
年齢を理由に転職を諦めかけていた部分もありましたが、「ベテラン医師を求めている求人もある」という言葉は非常に心強かったです。
転職を振り返って
転職して一番感じているのは、体力的な負担が大きく減ったことです。
開業医時代は、診療だけでなく経営や人事労務、財務、トラブル対応など、常にクリニックのことを考えていなければなりませんでした。今は勤務医として決められた日数だけ診療に集中すればよく、精神的にもかなり楽になりました。
当直や緊急オペもなく、週2〜3日の勤務で無理なく働けるため、生活のリズムも安定しています。
患者様とのコミュニケーションを大切にする診療スタイルも、自分には合っていると感じています。ED治療は患者様にとって相談しづらい悩みですが、丁寧に話を聞くことで安心して治療を受けていただける場面も多く、やりがいを感じています。
開業医としての経験を経て、今は自分のペースで医師として働ける環境に身を置けていることに満足しています。今後も体力と相談しながら、できるだけ長く医療に関わっていきたいと思っています。
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