「産後の体型悩みに応えたい」産婦人科医34歳女性、分娩対応と当直の働き方を見直し美容外科へ
34歳 女性/医師 - 年収 :
- 年収1,300万
- 仕事内容:
- 産婦人科
- 勤務形態:
- 週5+当直月2〜3回
- 年収 :
- 年収2,300万
- 仕事内容:
- 美容外科
- 勤務形態:
- 週4・当直なし
転職理由
産婦人科医として勤務していた頃は、分娩管理や帝王切開、子宮癌・卵巣癌の手術など、女性の一生に関わる医療に幅広く携わってきました。新しい命の誕生に立ち会えることは大きなやりがいであり、医師として非常に貴重な経験を積ませてもらったと感じています。
一方で、働き方の面では負担の大きさを感じる場面も少なくありませんでした。分娩はいつ起こるか分からず、夜間の呼び出しや緊急帝王切開に対応する日々で、当直も月に2〜3回ありました。予定していた休日でも急に呼び出されることがあり、生活のリズムが安定しないことに徐々に疲れを感じるようになっていました。
また、医局の人員状況によって勤務環境が左右されることも多く、「この働き方をこの先何十年も続けていけるのか」と考えるようになりました。医療としての意義は理解しているものの、体力的にも精神的にも長期的に続けていくイメージが持てなくなっていたのが正直なところです。
年収は約1,300万円と決して低いわけではありませんでしたが、それ以上に働き方と生活のバランスを見直したいという思いが強くなり、転職を考え始めました。
自由診療・美容医療に興味を持ったきっかけ
美容医療に興味を持つようになったのは、日々の産婦人科診療の中で患者様から聞く言葉がきっかけでした。
出産後の診察や経過観察の際、「授乳で胸の形が変わってしまった」「産後太りが戻らない」「体型が変わってしまい自信が持てない」といった悩みを打ち明けられることが少なくありませんでした。
しかし、産婦人科では命や健康に関わる医療が優先されるため、整容面の悩みに対してできることは限られています。「気にしすぎなくて大丈夫ですよ」と声をかけることしかできない場面も多く、歯がゆさを感じていました。
美容医療であれば、こうした女性の身体の悩みにより直接的に応えられるのではないかと考えるようになり、次第に美容外科への転科を意識するようになりました。
一方で、産婦人科は24時間体制の医療であり、分娩や緊急帝王切開への対応で生活リズムが不規則になりがちでした。正直なところ、そうした働き方に疲れを感じていたのも事実で、生活リズムを整えながら働ける環境を求めて転科を考えるようになりました。
自由診療・美容医療への転職活動での不安
産婦人科では分娩や帝王切開、婦人科手術など多くの手技を経験してきたとはいえ、美容外科の手術は全く別の領域です。形成外科出身の医師も多い分野なので、技術的についていけるのかという不安もありました。
さらに、無名の状態から患者様に選んでいただけるのか、自分の予約をきちんと集められるのかという点も正直なところ不安でした。もし思うように予約が入らず、美容医療でキャリアを築けなかった場合、「あのまま産婦人科に残っていた方が良かったのではないか」と後悔することになるのではないかという葛藤もありました。
そのため、転科への期待がある一方で、本当に自分にできるのかという迷いも大きかったと思います。
新しい勤務先が決定するまでの流れ
転職活動ではエージェント経由での応募と、クリニックの採用サイトからの直接応募の両方を試していました。実際に進めてみると、書類選考の通過率はエージェント経由の方が高く、第三者から推薦してもらうことの力を感じました。
もちろん、自分の経歴に合った求人を選んで紹介していただいていたという点もあると思いますが、それ以上に、エージェントがクリニック側に丁寧に推薦してくださっていたのではないかと感じています。
面接の中で、職務経歴書には書いていない経験について質問されることがありました。それはエージェントとの面談の中で軽く話したエピソードだったため、面談で聞いた内容を踏まえて、私の経験や人柄についても補足して伝えてくださっていたのだと思います。
単に職務経歴書を送るだけではなく、これまでの経験や強み、人柄まで含めて紹介していただいていたことで、面接でもスムーズに話が進み、落ち着いて選考に臨むことができました。
美医転科で案内された求人・アドバイス
美医転科に相談して印象的だったのは、「産婦人科の経験は美容外科でも強みになる」というアドバイスでした。
特に、豊胸や婦人科形成など女性特有の施術では、女性医師を希望する患者様が一定数いらっしゃるとのことでした。産婦人科で女性の身体を長く診てきた経験は、患者様からの信頼にもつながりやすく、クリニックとしても採用意欲が高い場合があると教えていただきました。
また、美容外科はクリニックごとに教育体制の充実度が大きく異なるため、未経験で転科する場合は院内勉強会や指導体制が整っているクリニックを選ぶことが重要だというアドバイスもいただきました。
実際に紹介していただいたクリニックは、院内勉強会が定期的に行われており、未経験の医師でも段階的に技術を習得できる体制が整っていました。さらに、面接前にはクリニックの内部事情や医師の働き方についても詳しく共有していただけたため、納得感を持った状態で選考に臨むことができました。
転職を振り返って
現在は美容外科のクリニックで勤務しており、年収は約2,300万円、週4勤務で当直もありません。働き方は大きく変わりましたが、医師としてのやりがいは変わらず感じています。
特に感じているのは、産婦人科での経験が美容外科でも活きているということです。女性の身体やライフステージの変化を理解しているからこそ、患者様の悩みに寄り添ったカウンセリングができていると感じています。
また、豊胸や婦人科形成のカウンセリングでは、女性医師を希望して来院される患者様も多く、自分のバックグラウンドが強みになっていることを実感する場面も増えてきました。
最近は「美容医師は飽和している」という話を耳にすることもありますが、自分自身の経験や強みを活かせる分野を選べば、まだまだ活躍できる余地はあると感じています。
産婦人科で女性医療に向き合ってきた経験を、今は整容という形で患者様の人生に還元できている。そう考えると、このタイミングで転科を決断してよかったと心から思っています。
非公開求人を含めた幅広い選択肢の中から、
条件に合う求人をご紹介いたします。
転職に関係する悩みであればどのようなことでも
相談できますので、ぜひご利用ください。
納得できる転職を実現するために、
まずはご登録ください。
まずは情報収集からでも構いません。
