「モニターの前だけの医師人生でいいのか」読影医(33歳)が、美容外科へ踏み出した理由。
33歳 女性/医師 - 年収 :
- 年収1,200万
- 仕事内容:
- 放射線科(読影医)
- 勤務形態:
- 週5・当直なし
- 年収 :
- 年収2,000万
- 仕事内容:
- 美容外科(婦人科形成)
- 勤務形態:
- 週4〜5
転職理由
放射線科の読影医として、CTやMRIの画像を確認し、所見をレポートにまとめる業務を中心に行っていました。勤務環境自体はとても整っており、当直もなく、勤務時間も規則的でいわゆる「ホワイトな職場」だったと思います。年収も1,200万円ほどあり、周囲から見れば恵まれている環境だったかもしれません。
ただ、実際に働き続ける中で感じていたのは、仕事の単調さでした。
毎日、モニターに向かい続けて同じような画像を読影し、レポートを書く。その繰り返しです。医療に貢献している実感がないわけではありませんが、患者様の顔を見ることもなく、自分の診断がどのような治療につながったのかを直接知る機会もほとんどありませんでした。
「このまま定年まで同じ仕事を続けるのだろうか」と考えたときに、強い物足りなさを感じるようになりました。
せっかく医師になったのに、患者様と直接関わる機会がほとんどないまま医師人生が終わってしまうのはもったいないのではないか。もっと患者様と向き合い、自分の手で結果を生み出す医療に挑戦してみたいと思うようになり、転職を意識し始めました。
自由診療・美容医療に興味を持ったきっかけ
もともと美容が好きで、美容医療の施術を受けた経験もありました。SNSで美容外科医の症例写真や発信を見ることも多く、「この先生にお願いしたい」と患者様から指名される医師の存在に興味を持つようになりました。
読影医として働く中では、患者様から直接感謝されたり指名される機会はほとんどありませんでした。一方で美容医療の世界では、医師の技術やセンスによって患者様の満足度が大きく変わり、その結果がダイレクトに評価される世界です。「自分の技術で患者様の人生を前向きにできる医療」という点に強く魅力を感じました。
自由診療・美容医療への転職活動での不安
一方で、不安も大きくありました。
放射線科の読影医は基本的に手技を行う機会がなく、外科的な経験はほとんどありません。
「外科経験がない状態で美容外科に転職できるのだろうか」
「手術技術を本当に習得できるのか」
「美容外科は実力主義で厳しい世界なのではないか」
こうした不安はかなり強く、最初は求人を見ているだけで応募する勇気が出ませんでした。
また、SNSで「元〇〇外科出身」「〇〇専門医が執刀」などと謳って積極的に自分を露出している美容外科医を見ると、「自分のようなバックグラウンドの医師が本当に通用するのだろうか」と感じてしまうこともありました。
新しい勤務先が決定するまでの流れ
まずは情報収集のために、美医転科に相談しました。
これまでの経歴や転職理由、美容医療に興味を持った背景などを詳しくヒアリングしていただいたうえで、美容外科医の働き方の実態についてもかなり具体的に教えていただきました。例えば、オペがおして退勤が遅くなることはどれくらいあるのか、未経験で入職した場合はどのような技術からスタートするのか、といった点です。
また、クリニックによっては医師個人でSNSなどを使って集客していくスタイルもあれば、会社にマーケティング担当がいて集客をサポートしてくれるケースもあるそうで、美容外科医として働くイメージがかなり具体的に持てるようになりました。
その中で、未経験でも症例をしっかり経験していける環境を希望していることを伝え、いくつかのクリニックを紹介していただきました。求人票だけでは分からない教育体制、指導医の有無や症例数、実際の研修の流れなども事前に教えていただけたため、安心して面談に進むことができました。
いくつかのクリニックと面談を重ねた結果、未経験の医師でも段階的に技術を習得でき、症例経験を積みやすい体制が整っている美容外科に入職することが決まりました。現在は二重整形や婦人科形成を中心に学んでいます。
美医転科で案内された求人・アドバイス
これまで自分は読影業務を中心にキャリアを積んできたため、外科経験がない時点で美容外科への転職は難しいのではないかと思い込んでいましたが、担当者の方から、外科系ではない診療科から美容外科に転職した事例をいくつか紹介していただきました。
具体的なキャリア事例を聞くことで、自分と近いバックグラウンドの医師でも美容外科へ転職しているケースがあることを知り、とても参考になりました。単に「可能性があります」という説明だけではなく、実際の転職事例を踏まえて話してもらえたことで、美容外科への転職をより現実的に考えられるようになったと思います。
また、クリニックによって教育方針や求める医師像は大きく異なるという点も教えていただきました。
症例数が多く早く技術を身につけられる環境なのか、じっくり指導を受けながらステップアップする環境なのかなど、自分のキャリアプランに合うクリニックを選ぶことが大切だとアドバイスをいただきました。
そのうえで、未経験からでもしっかりと研修を受けられるクリニックを紹介していただき、安心して転職活動を進めることができました。
転職を振り返って
実際に美容外科に転職してみると、覚えることは想像以上に多く、最初の数ヶ月は毎日必死でした。手術の手技だけでなく、カウンセリングや患者様とのコミュニケーション、症例写真の管理など、読影医時代とはまったく違う仕事です。
それでも、患者様から「先生にお願いしてよかったです」と言っていただけたときの喜びは、これまでの医師人生では経験したことのないものでした。
読影医の頃は、誰の顔も思い浮かばないまま一日が終わることも多かったのですが、今は患者様一人ひとりの表情や変化を直接見ることができます。
SNSでの発信も欠かせない時代なので最初は戸惑いもありましたが、少しずつ自分の症例を見て来院してくださる患者様も増えてきました。
安定した環境を離れることに若干の迷いはありましたが、美容外科医として新しいスタートを切れて本当によかったと感じています。これからも技術を磨きながら、患者様から信頼される美容外科医を目指していきたいと思っています。
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