「信頼できない環境では患者様に向き合えない」オペ室2年→美容外科2年、美容外科看護師(28歳)の再スタート
26歳 女性/看護師 - 年収 :
- 年収520万
- 仕事内容:
- 美容外科オペ介助
- 勤務形態:
- 週5・残業月20h
- 年収 :
- 年収560万
- 仕事内容:
- 美容外科オペ介助
- 勤務形態:
- 週5・残業月10h
転職理由
新卒でオペ室に配属され、プリセプターを経験。着実に看護師の経験を積み、満を持して憧れの美容外科へ転職しました。しかし、2社目の大手美容外科で待っていたのは、「数字と自己保身」が優先される歪んだ環境でした。
分院長はくまとりのスペシャリストとして有名でしたが、裏ではスタッフへの当たりが激しく、ミスを看護師のせいにする場面も。私はオペ室での経験があったため、オペ介助を同期より早く任されることになったのですが、院長との信頼関係が崩れる出来事が重なり、次第に「この人の横でオペをするのはもう無理だ」と精神的に追い詰められました。
大手の看板や高い年収よりも、プロとしてお互いを尊重できる環境で働きたいと切実に思うようになったのが一番の理由です。
自由診療・美容医療に興味を持ったきっかけ
学生時代、自分自身が美容施術を受けて外見だけでなく内面まで前向きになれた経験が原点です。その頃から将来は美容外科ナースになると決めていました。
まずは基礎からと、新卒で総合病院のオペ室を希望したのもすべては美容外科のためでした。正確な器械出しができるスキルを身につけてから美容に転職しました。
自由診療・美容医療への転職活動での不安
美容外科から美容外科への経験者枠での転職でしたが、不安は尽きませんでした。
一番の懸念は、退職理由の伝え方でした。本当の理由は院長との信頼関係の破綻でしたが、「人間関係が原因です」と正直に言えば、採用側に「忍耐力がない」「うちでも揉めるのでは?」とネガティブに捉えられるのが怖かったんです。2年という短期間での離職になるため、いかに自分の仕事への姿勢を疑われずに、納得感のある説明ができるか、正解が見えず悶々としていました。
それから、前職ではくまとりのオペ介助を数多くこなしてきましたが、その術式や器械の出し方は、あくまでその院長独自のやり方に基づいたものでした。美容外科は医師によって器械出しが大きく異なるため「前職ではこうでした」というやり方が、新しい環境では全く通用しないのではないか、むしろ変な癖がついていると評価を下げることにならないか、自分のスキルの汎用性に自信が持てませんでした。
また、経験者ゆえの放置への恐怖もありました。オペ室2年、美容外科2年という経歴は、周囲からは即戦力として見られます。しかし、クリニックごとに使用する薬剤も違えば、オペの進め方も違います。経験者だからという理由で、十分なオリエンテーションもないまま現場に放り出され、「これくらいできるでしょ?」と放置されることが何より不安でした。
新しい環境に馴染むためのサポートが、経験者に対しても用意されているのかどうかは大きな懸念点でした。
新しい勤務先が決定するまでの流れ
今回の転職で何より意識したのは「二度と失敗しないこと」です。美容医療という狭い業界において、短期離職を繰り返せば噂が回り、次の転職先選びに詰むリスクを痛感していたからです。そのため、闇雲な応募は避け、まずは約2週間かけてエージェントとキャリアの棚卸しと、退職理由を未来志向の志望動機へ変換する作業を行いました。
準備が整った段階で、厳選した3社のみに応募。書類選考を通過した2社と面接を行いましたが、一社は前職同様の懸念点が見えたため自分から辞退しました。最終的に、職場環境と定着率を慎重に見極めた今のクリニック一社に絞り、納得して内定を承諾しました。
準備から内定までは約1ヶ月半。決して楽な道のりではありませんでしたが、「ここなら長く腰を据えられる」という確信を持てる場所だけを選んだプロセスが、今の満足のいく環境につながったと感じています。
美医転科で案内された求人・アドバイス
一人で悩んでいた私に、エージェントの担当者の方は驚くほどフラットな視点でアドバイスをくれました。
「人間関係で辞めるのは忍耐力がない、メンタルが弱いと思われないか」という不安に対し、担当の方はこう言ってくれました。
「それは忍耐力の問題ではなく、『良いオペを提供したい』という看護師としての誠実さゆえの悩みです。信頼関係が壊れた状態で、患者様の顔にメスを入れる現場に居続けることの方がリスクです。自信を持って『チームワークを大切にしたい』と伝えましょう」
この言葉で、後ろめたさが一気に消え、面接でも堂々と「チームワークを重視する環境で貢献したい」と前向きな志望動機を話せるようになりました。
前職の特殊な手技が他で通用するかという不安についても、「オペのやり方にこだわりがあるのはどの医師も同じです。でも、『医師が求めるものを先読みして動く力』や『繊細な目元のオペ介助に慣れていること』自体が、美容外科では替えのきかない高度なスキルです」と背中を押されました。
私のこれまでの経験を「適応力の高い専門スキル」としてクリニックに推薦文を書いていただき、一人で転職活動をするよりもかなり心強かったです。
転職を振り返って
美容は、医師も看護師も横のつながりが驚くほど密接です。SNSや知人を通じて「あのクリニックのあの人はすぐ辞めた」「あの子は動きが微妙だった」といった噂が回ってしまうことも珍しくありません。正直、前職の人間関係に限界を感じていながらも、「ここでまた短期離職を繰り返せば、この業界で転職は難しくなるのではないか」という恐怖が常に付きまとっていました。
「前の職場にはもう1秒もいたくない。でも、もし次の職場でうまく馴染めなかったら、もう後がない…」
そんな崖っぷちの心理状態でしたが、結果として一歩踏み出して本当に良かったと思っています。もしあのまま、信頼できない上司の下で自分をすり減らし続けていたら、完全に枯れ果てていたはずです。
現在は、年収560万円という待遇に加え、何よりチームとして信頼し合える仲間とオペに入れています。今の職場でさらに専門性を高め、あの時、勇気を出して環境を変えて正解だったと胸を張って言い続けられるよう、これからも精進していきたいです。
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