韓国美容外科の技術を体得|内視鏡による豊胸術研修レポート
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本記事では、2024年1月17日に韓国ARC整形外科で開催された、内視鏡による豊胸術研修の内容をご紹介します。
本研修では、最新の手術技術に触れられる座学講義、オペ見学、そして講師の先生への質疑応答を通じて、低侵襲で自然な仕上がりをめざすためのポイントについて学ばせていただきました。
研修内容や参加された先生方のご感想をご紹介することで、今後の参加をご検討される際の参考となり、本研修の開催が各院における施術レベル向上の一助となりましたら幸いです。
目次
豊胸の最先端技術を学ぶ貴重な機会
近年の豊胸手術では、「より低侵襲で、できる限り自然な仕上がりをめざす」という流れが一層強まっています。
なかでも韓国では、内視鏡技術を応用した豊胸術が進歩しており、患者様への負担を抑えつつ、自然な美しさに近づけるための術式が積み重ねられてきました。
こうした先進的な取り組みを学ばせていただくため、韓国で実施された内視鏡豊胸術研修には、日本各地から多くの医師が参加しました。
実際の手術を間近で見学し、第一線で活躍されている韓国の講師の先生と直接お話を伺える、たいへん貴重な学びの機会となりました。本研修の様子を以下でご紹介します。
本研修の講師紹介

今回、ARC整形外科の代表院長であるクォン・スンボム先生を講師としてお招きいたしました。
クォン・スンボム先生は、韓国屈指のオペラ美容外科医院にて長年にわたり臨床経験を積まれ、共同代表院長を務められたのち、独立をされた形成外科専門医をお持ちの経験豊富な先生です。
当日のスケジュール
| 8:30 | 受付 |
| 9:00 | 座学(1回目のオペ内容) |
| 10:00 | ライブサージェリー(1回目のオペ内容) クォン・スンボム先生の内視鏡による豊胸術 |
| 13:00 | 昼食休憩 |
| 14:00 | 座学(2回目のオペ内容) |
| 15:00 | ライブサージェリー(2回目のオペ内容) クォン・スンボム先生の内視鏡による豊胸術 |
| 17:00 | オペ関連の質疑応答 |
| 18:00 | 修了証贈呈/記念撮影 |
研修内容は日本でも人気の「豊胸」オペ
今回の研修は、内視鏡豊胸術をテーマに、座学と内視鏡を使用した2件のオペ見学の2本立てで行われました。
症例を用いた座学講義——理論と術式の深掘り

座学では、知識を一方的にお伝えするだけでなく、実際の症例をもとに、患者様ごとの適応などについて丁寧にご説明いただきました。こうした解説のおかげで、内視鏡を用いた豊胸術がどのような状況で力を発揮するのかを、より具体的に理解することができました。
また、事前に参加された先生方のご経験やご質問を伺い、それぞれのスキルに応じて、最新の技術や理論、さらには韓国の美容外科分野の動向まで、きめ細かく学ばせていただく機会となりました。
内視鏡豊胸のオペ見学

手術の様子をリアルタイムで拝見し、その都度、担当の医師から丁寧な解説をいただく形式で進められました。
オペ見学では、実際の手術工程を至近距離で確認できるだけでなく、手術中に生じた疑問をその場で先生に伺うこともでき、大変貴重な学びとなりました。
実際の手術を目の当たりにすることで、座学だけでは把握しきれなかった細やかな技術や工夫を、より具体的に理解することができました。
以下に参加された先生の声をご紹介します。
「講師の先生がオペで手を動かしている時でも自由に質問ができる環境はなかなかない。」
30代男性医師
「動画や写真で学ぶのとは全く違い、手術の進行に合わせたリアルタイムの日本語通訳付きの解説が非常に分かりやすかった。」
30代男性医師
オペ関連の質疑応答—現場での疑問を直接解決

オペ見学の後には、手術内容についての質疑応答の時間が設けられました。
語学にご不安がある先生方も、常に日本語通訳のスタッフが同席してくださるため、安心して参加できます。オペ中に十分に確認できなかった点も、この時間にまとめて伺うことができました。
現場で生じた具体的な疑問を直接質問できるのは、研修ならではの大変ありがたい機会でした。
参加者に合わせたオーダーメイド研修
この研修の特徴の一つとして、参加される先生方のご経験や症例数に応じて、内容を柔軟に調整いただける点が挙げられます。
今回は、長く外科領域でご経験を積まれてきた開業医の先生と、数年前より美容外科で診療を始められた先生が参加されました。
事前に症例数や専門医資格の有無などをクリニック側へ共有していたこともあり、それぞれの先生が知りたい内容にしっかりと触れていただける座学をご提供いただきました。結果として「自分のスキルに合った学びが得られた」と大変好評をいただくことができました。
医師同士の交流の場として

このような研修は、技術や知識の習得だけでなく、医師同士の交流の場としてもご活用いただいています。
今回も、研修中や懇親会の時間を通じて、日頃感じておられる課題や悩みについて意見を交わされる様子が見られました。
普段はエリアの都合などで他の先生方と話す機会が限られている方にとっても、同じ志を持つ先生方と出会える貴重な場として、楽しんでご参加いただけたようです。
参加医師インタビュー
「他の医師との交流も貴重な経験でした」
同じ志を持つ仲間たちと意見交換する中で、技術面だけでなく自分の日々の診療への向かい方を見直すきっかけになりました。
30代男性医師
「すぐその場で質問できるのがありがたかったです」
オペ見学では多くの場合、オペをしている最中は質問できないことがほとんどですが、こちらの研修では気になったことをすぐその場で質問してよい雰囲気で大変学びが多かったです。他の参加された先生方とも交流を持てるようになり、非常に有益でした。
30代男性医師
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下記いずれかの方法でご連絡ください。
また、韓国技術研修は事前に参加される先生のご希望をヒアリングし、可能な範囲で研修内容をカスタマイズすることも可能です。
ご希望の研修科目や開催日時など、お気軽にお問い合わせください。
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