【韓国技術研修 開催レポート】2023年9月7日「目頭切開・目尻切開・たれ目形成」
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目元整形の韓国美容外科の最先端技術を学ぶ
近年、日本でも目元整形の需要が高まり、多くの患者が「より理想の目元を実現できる施術」を求めています。
特に、目頭切開・目尻切開・たれ目形成(グラマラスライン)などの施術は、目の印象を大きく変え、顔全体のバランスを整える重要な手術です。
こうした中、韓国の美容外科では、最新技術を駆使し、ダウンタイムを短縮しながらも自然な仕上がりを実現する術式が次々と確立されています。
そこで、日本の美容外科医向けに、韓国で「目頭・目尻・たれ目形成」の技術を学ぶ研修が2023年9月7日に開催されました。
本研修では、韓国のトップ美容外科医から最新の理論と実践的な技術を直接学ぶ貴重な機会となり、日本全国から多数の医師が参加しました。
本記事では、その詳細をレポートします。
本研修の講師紹介

韓国の美容番組で取り上げられたこともあるBIOクリニックにて韓国技術研修を開催いたしました。
本研修は、過去にも多くの日本人医師が参加しており、参加者にとって安心感のある技術研修として高い評価を得ています。
今回の指導医は2名です。
「タレ目形成」の先駆者 シン・ヨンホ先生

1人目は、韓国において美容整形分野で高い評価を受ける形成外科医であり、特に「タレ目形成」の先駆者として知られているシン・ヨンホ先生です。
目元をより自然で柔らかな印象に仕上げるための独自の技術を開発し、多くの美容番組やメディアで取り上げられています。
患者一人ひとりの顔立ちに調和するよう、優しい下がりのある目元を形成することを重視しており、その結果、自然で美しい印象を与えるような施術を行っておられます。
韓国美容整形の巨匠 チョウ・インチャン先生

もうお一人は韓国美容整形の巨匠と言われているチョウ・インチャン先生にご担当いただきました。
目の再手術、輪郭形成で豊富な臨床経験を有しており、その革新的な技術と細部にこだわったアプローチで、国内外の患者から高い評価を得ています。
学会や専門誌、各種メディアにも頻繁に取り上げられ、その実績と技術力が認められています。
さらに、後進の育成にも力を入れており、多くの若手医師への教育・指導活動を通じて、次世代の美容外科医の発展に貢献しておられます。
当日のスケジュール
8:30 | 受付 |
9:00 | 座学(1回目のオペ内容) |
10:00 | ライブサージェリー(1回目のオペ) シン・ヨンホ先生 |
12:00 | 昼食(休憩・器具購入) |
13:00 | 座学(2回目のオペ内容) |
14:00 | ライブサージェリー(2回目のオペ) チョウ・インチャン先生 |
18:00 | 修了証贈呈/記念撮影 |
研修内容 美容外科なら確実におさえておきたい「目」のオペ
座学講義 「目頭切開・目尻切開・たれ目形成」

まず座学を通じて「目の手術」に関する基礎的な知識を深め、目元整形の最新技術とその応用について、症例を用いた座学講義が行われました。
今回も日本語通訳の現地スタッフが終日ご案内いたしますので、語学の壁を感じることなく参加者の先生方も講義に集中できたと仰っておりました。
ライブサージェリー「目頭切開・目尻切開・たれ目形成」
座学の後は、シン・ヨンホ先生によるライブサージェリーが実施されました。
1件目の見学内容は、目頭・目尻・たれ目形成の3点切開で、執刀医の先生からは、各切開部位のデザインの意図や術式のポイントについて詳細なご説明をいただきました。
1時間もかからずオペ自体は終了し、オペ中・オペ後の質疑応答にも細かくご回答いただきました。
また、別のオペ室にて実施されていた頬の脂肪吸引手術も見学させていただきました。
顔の輪郭形成において、脂肪吸引は重要な役割を果たし、適切な吸引量やアプローチの選択が仕上がりに大きく影響する点について詳しく学びました。
昼食とオペ器具の購入機会
さらに、昼食の時間を利用して、韓国の最新のオペ器具を購入する機会がありました。
韓国の医療器具は、精度が高く、操作性に優れているため、多くの医師が重宝しています。
例えば、特定の手術に最適化されたカスタムメイドの器具は、他国では入手困難なものが多いです。
実際に、参加者の一人は「これらの器具は、日本国内ではなかなか手に入らず、研修を通じて直接購入できたことは大きなメリットでした。」と感想を述べています。
座学講義 「二重の修正手術」
午後の研修では、二重の修正手術に関する座学と実際の手術見学を行いました。
特に、二重ラインの修正に関する高度な技術について学ぶ貴重な機会となりました。
まず座学では「二重の修正手術」に関する基本的な理論と、具体的な施術方法について詳しく学びました。
二重の修正にはさまざまなケースがあり、その中でもライン下げ(脱重瞼術)・ハム目修正・眼瞼下垂修正 に関する解説が行われました。
指導医の先生は、二重の手術後に生じた瘢痕を取り除き一重形成をする技術を確立された先生で、具体的な術式について直接指導を受けました。
ライブサージェリー 「二重の修正手術」

座学の後は、二重ラインの位置を変更する手術と、二重のラインをより深くする 修正手術を見学いたしました。
瞼への脂肪移植も行ったため、瞼のくぼみへの脂肪注入についてのコツも含めてお教えいただき、全体的に高度な内容の研修となりました。
参加者の希望に沿った研修カスタマイズ
今回の研修では、参加者のニーズに応じたオーダーメイドの研修が可能であったことも大きな特徴です。
特定の技術や知識を重点的に学びたいという希望を持つ参加者の先生に対して、講師がカリキュラムを調整し、より効果的な学びの場を提供していました。
このように、参加者一人ひとりの要望に応じて研修内容をカスタマイズすることで、実際の業務に活かせる技術が身につきました。
また、ライブサージェリー後にはフォローアップの機会も設けられ、学んだ技術の質疑応答にも手厚くサポートいただきました。
日本で通用する医療技術を学ぶために

韓国技術研修プログラムで提携する韓国の美容クリニックは、日本人患者のご来院が多く、日本語コーディネーターも在籍するクリニック様を中心にご案内しております。
そのため、日本人が好むデザインのご案内や、日本での施術にも即応用可能な治療となっておりますのでご安心いただけますと幸いです。
日本からの参加者にとって心強いのは、日本語通訳が常に同行していた点です。
講義やオペ見学中の説明はもちろん、質問にも迅速に対応してもらえるため、言葉の壁を感じることなく学びに集中できました。
参加ドクターの声
「理論と実践がセットになっているので、学びが深まりました。
座学では理解しきれなかった点が、ライブサージェリーを通じて明確になりました。
特にオペ見学で直接質問できたのが良かったです。」
30代女性医師
「日頃の業務では接点を持てない同業の仲間たちとの交流が楽しかったです。次回もぜひ参加したいと思います。」
30代男性医師
研修を終えて
今回の韓国技術研修を通じて、美容医療では欠かすことのできない目元の外科技術をメインに、美容外科医としてのスキルをさらに磨くきっかけとなりました。
日本国内でも、より精度の高い手術が提供され、患者満足度の向上につながることが期待されます。
参加医師との交流やオペ器具の購入、日本では得られない実践的な環境での研修は、参加者にとって非常に意義深い経験となりました。
今後の韓国技術研修のお問合せについて
下記いずれかの方法でご連絡ください。
また、韓国技術研修は事前に参加される先生のご希望をヒアリングし、可能な範囲で研修内容をカスタマイズすることも可能です。
ご希望の研修科目や開催日時など、お気軽にお問い合わせください。
メールでのお問合せはこちら
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