「この人数で安全な看護はもうできない」外科病棟5年の28歳看護師が夜勤中心の生活を見直して転職
28歳 女性/看護師 - 年収 :
- 年収480万
- 仕事内容:
- 外科系病棟
- 勤務形態:
- 2交代制+夜勤月4回
- 年収 :
- 年収520万
- 仕事内容:
- 美容外科
- 勤務形態:
- 週5・夜勤なし
転職理由
総合病院の外科系病棟で約5年間勤務し、心臓血管外科、CCU、整形外科病棟など急性期領域で経験を積んできました。学生の頃から「まずは急性期でしっかり看護力を身につけたい」と考えていたため、忙しい環境であっても成長の機会だと思い、目の前の業務に向き合ってきました。
ただ、年数を重ねるにつれて職場の状況は少しずつ変わっていきました。病棟の人員体制が厳しくなる中で、看護師一人が担当する患者様の人数が増えていき、正直「この人数を本当に安全に看られているのだろうか」と感じる場面が増えていったのです。急性期の患者様は状態の変化も大きく、少しの見落としが大きな事故につながる可能性もあります。その中で、業務に追われるあまり患者様一人ひとりに十分な時間をかけられない状況に違和感を覚えるようになりました。
また、夜勤中心の生活を続けていくことにも不安を感じていました。月4〜5回の夜勤があり、生活リズムは常に不規則で、休日も体力を回復させるだけで終わってしまうことが多く、「この働き方をあと何年も続けられるだろうか」と考えるようになりました。
看護師として経験を積むことはできましたが、長く続ける働き方としては限界を感じ始めていたことが、転職を考えたきっかけです。
自由診療・美容医療に興味を持ったきっかけ
実は学生時代から美容医療には関心があり、将来的には美容クリニックで働くことも選択肢の一つとして考えていました。ただ、いきなり美容医療の世界に入るよりも、まずは基礎となる看護力を身につけたいと思い、急性期の外科病棟を選びました。
実際に外科領域で働く中で、急変対応や術後管理など多くの経験を積むことができました。5年ほど働き、看護師として一通りの経験を積んだタイミングで、この先どうしていきたいのかを改めて考えたとき、学生時代から興味があった美容医療に挑戦してみたいという気持ちが強くなりました。
美容医療は命に直接関わる医療ではありませんが、患者様のコンプレックスや悩みに寄り添い、人生を前向きにするきっかけをつくる医療でもあります。保険診療とはまた違った形で患者様の人生に関われる点に魅力を感じ、転職を本格的に検討するようになりました。
自由診療・美容医療への転職活動での不安
一方で、美容外科への転職にはいくつか不安もありました。
まず感じていたのは、「美容を志望する看護師は多そうなので、その中でどうアピールすれば内定をもらえるのか」という点です。美容クリニックの求人を見ると、経験者優遇と書かれていることも多く、未経験で本当に採用されるのか不安がありました。
また、最近はSNSなどで美容クリニックの閉院や新人看護師の一斉解雇といったニュースを見ることもあり、美容は競争が激しく安定して働き続けるのが難しいといった印象も強くありました。クリニックの数も多く、外から見ているだけではどこが安定しているのか、どの職場を選ぶべきなのかが分からなかったのも大きな不安でした。
夜勤のない働き方に魅力を感じていた一方で、「とはいえ美容に転職して大丈夫なのか」「本当に自分はやっていけるのか」という迷いもあり、情報収集の必要性を感じていました。
新しい勤務先が決定するまでの流れ
まずは業界の情報を知るために、美容医療専門の転職エージェントである美医転科に相談しました。
これまでの経歴や働き方の希望、美容医療に興味を持った背景などを詳しくヒアリングしていただき、そのうえでいくつかの美容外科を紹介してもらいました。
紹介された求人は、単に給与や勤務時間だけでなく、クリニックの方針や教育体制、スタッフ構成なども詳しく説明してもらえたため、自分が働くイメージを具体的に持つことができました。
その後、いくつかのクリニックに応募し、書類選考と面接を経て内定をいただくことができました。結果的には、手術件数も多く教育体制が整っている美容外科に転職することになり、現在は手術介助や施術準備、患者様対応、術後フォローなど美容外科の看護業務全般に携わっています。
美医転科で案内された求人・アドバイス
転職活動の中で特に印象に残っているのは、「何をアピールするかも大事だが、そのクリニックの特徴を理解して志望動機をまとめることが大切」というアドバイスでした。
美容クリニックといっても、それぞれの方針や重視している点は大きく異なるようでした。病棟時代の手術件数、緊急対応の経験を重視しているクリニックもあれば、人柄(既存のスタッフとうまく溶け込めそうか)や接遇を重視しているところもあるとのことでした。そうした特徴を理解したうえで、自分の経験やソフト面とどう結びつくのかを整理することが重要だと教えてもらいました。
また、紹介された求人については、クリニックの規模や給与未払い、突然の閉院や解雇など過去に雇用面で大きなトラブルがなかったかといった点まで詳しく確認していただきました。美容の実態は外から見えにくい部分も多いため、そういった情報を知ることができたのはとてもありがたかったです。
書類や面接の対策では、応募先ごとに志望動機や話す内容を整理し、一貫性があるかどうかを添削してもらいました。自分では気づいていなかった矛盾点を指摘されることもあり、第三者の視点で見てもらうことの大切さを実感しました。
転職を振り返って
実際に美容外科で働き始めて感じたのは、保険診療とはかなり求められるものが違うということです。
保険診療の病院では、地域の患者様がなんらかの体調不良で来院されるため、ある意味で患者数がある程度担保されています。しかし美容外科では、症例写真や口コミなどを通じて「このクリニックで施術を受けたい」と思っていただくことが本当に大切で、看護師であってもいかに次の予約や来院につなげるかという意識が常に求められます。
また、術前・術後の対応や経過観察の際の接遇など、患者様の満足度を高めるための努力も欠かせません。売上意識が求められる場面も多く、最初は戸惑うこともありました。
個人的には、美容外科に転職したからにはこの分野で経験を積んでいきたいと思っています。ただ、夜勤がないという理由だけで美容外科を選ぶと、思っていたよりも競争の厳しい環境に戸惑う人もいるのではないかとも感じました。
保険診療とは違うプレッシャーもあるため、働き方だけでなく「なぜ美容に来たいのか」をしっかり考えてから転職することが大切だと思います。
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