【美容クリニック転職】病棟から美容クリニックへ 現役看護師に聞いた”入社後ギャップ”

美容クリニックの華やかなイメージとは裏腹に、実際に勤務してみると入社前には見えなかったことや想像と違うことは、誰しもあるものです。

特に保険診療から美容クリニックへ転職した看護師さんは、院内の空気感やお客様への対応などが、良くも悪くも前職と大きく違って入社直後は戸惑うことがあるとの声も。

保険診療の病院から転職してきた看護師さんによる体験談をベースに、プラス面・マイナス面も含めて代表的なものをご紹介します。

看護業務以外の裏方作業がある

一般の保険診療の病院では、物品や資材の発注は事務系職種が担うケースがほとんどですので、クリニック運営が回るために必要な細かな業務までは入社前に想像しにくいかもしれません。

美容クリニックではスタッフ人数が限られていることから、看護師も電話対応や物品発注といったメインの施術業務に付随した裏方的な業務があります。

看護師は専門職だからこそ、レーザー施術やオペ介助などの看護技術の習得に専念すべきと思って美容クリニックに入社した人は、イメージしていたよりも事務作業も両立する必要性に驚くことがあるかもしれません。

接客・接遇力が求められる

保険診療のクリニックでは、お客様への言葉遣いや接遇をそこまで厳しく求められることはないものの、美容クリニックではお客様にしっかりとした接客姿勢で対応できることが重要です。

最近ではGoogle口コミや美容医療専門の予約アプリなどで、クリニックの評判を隅から隅まで確かめた上で、施術をするクリニックを決めるというお客様もいらっしゃいます。

お客様のクリニックに対する評価は、お客様の施術に寄り添う看護師の接遇力も重要な要素の1つです。受付カウンセラーだけでなく看護師も同程度の接遇力が必要だという点にギャップを感じる人が少なくありません。

協力体制があり人間関係が良好

保険診療では緊急入院や患者様の容態急変など日々突発的な業務が舞い込んでくるシーンがある一方、美容クリニックでは予約制を敷いているため基本は計画通りに業務が進みます。

そのため、どんな予約内容で何時にお客様が来院されるか把握できるので、看護師一人一人が計画的に余裕を持って仕事がしやすいという意見が多く挙げられました。

気持ちに余裕が持てるからこそ、フォロー体制が築きやすく職場の雰囲気を気に入る人が多いのも、比較的勤続年数が長い理由なのかもしれません。

入社後のギャップを0にするには

転職でのギャップを全く無くすことは難しいものです。

ですが、美容クリニックでの勤務経験のある人からの意見やアドバイスを、入社前により多く情報を仕入れることで、最大限ミスマッチを防ぐことは可能です。

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