急性期病棟7年→美容外科リーダー10年。40歳看護師が美容外科エリアマネージャーに転職するまで
40歳 男性/看護師 - 年収 :
- 年収650万
- 仕事内容:
- 美容外科・リーダー
- 勤務形態:
- 週5・残業月30h
- 年収 :
- 年収800万
- 仕事内容:
- 美容外科・エリアマネージャー
- 勤務形態:
- 週5・残業月15h
転職理由
急性期病棟での7年間。プリセプターやリーダーも務めましたが、「一生、自分のミスが命に関わる仕事と夜勤に追われる生活を続けられるか?」という自問自答の毎日でした。最初の転職は、体力の限界と以前から興味のあった美容への想いが重なり、30歳を前に大手美容外科へ飛び込みました。
しかし、2度目の転職理由はもっとシビアなものでした。 大手美容外科でリーダーとして10年働き、年収も650万円まで上がりましたが、現場は「使い捨て」のような感覚が拭えませんでした。本部の半ば強引な方針変更で、信頼していたスタッフが次々と辞めていく。穴を埋めるために残ったスタッフに負担がかかる負のループ。
「このまま現場リーダーを続けても、環境は変わらない。かといって、この組織の上層部はポストが埋まっていて、私のスキルアップも昇給もここで頭打ちだ」と、自分の将来に天井が見えてしまったことが、退職の決定打でした。
自由診療・美容医療に興味を持ったきっかけ
急性期病棟で7年働き、プリセプターやリーダーを任される中で、看護師の仕事への誇りは確かにありました。しかし、正直に言えば「病気になってから関わる医療」の限界と、自分自身の消耗に限界を感じていたのが本音です。
きっかけは、夜勤明けのボロボロの顔で鏡を見たとき。患者さんには「お大事に」と言いながら、自分自身が一番不健康で、肌も荒れ、余裕のない顔をしている。そんな矛盾に耐えられなくなりました。 また、急性期特有の「何もなくて当たり前、急変すれば責任問題」といったような張り詰めた空気の中で、「もっと前向きな理由で来院してくれる患者さんと向き合いたい」という、看護師としては少し不謹慎かもしれない欲求が芽生えたことも事実です。
美容医療はコンプレックスが解消されることで、表情が劇的に明るくなる。その「目に見える変化」のスピード感は、長期療養や終末期看護では味わえない達成感でした。
加えて、30代を前にして、「このまま夜勤と体力勝負の現場だけで、一生食っていけるのか?」という、看護師としての賞味期限に対する恐怖もありました。専門性を磨きつつ、夜勤なしで高給与を目指し、なおかつ自分自身の美容にも気を配れる。そんな自分へのリターンも考慮した上で、美容に移ろうと決めました。
自由診療・美容医療への転職活動での不安
40歳での再転職で一番の不安は、現場上がりの中堅が、マネージャーの椅子に座れるのかという点でした。 美容は若さが武器になる世界です。20代の若くて元気な看護師たちが主力の中で、40歳の私が「現場のリーダー経験があります」と言ったところで、他所から来た一言多い経験者として現場から敬遠されるのではないか、という恐怖がありました。
また、転職後年収800万円という目標に対しても、「看護師の給与としては高望みすぎるのか?」「結局、また現場で注射を打ち続けるしかないのか?」という疑念が拭えませんでした。これまでのリーダー経験が、単なる現場のまとめ役に留まらず、全体を動かせるマネジメント力として評価されるのか。自分の市場価値が、自分が思うほど高くないかもしれないという現実に直面するのが怖かったのです。
新しい勤務先が決定するまでの流れ
選考プロセスでは、あえて看護技術の話は最小限に留めました。
職務経歴書は単なる「リーダー経験」ではなく、「離職率を○%下げた」「新人教育マニュアルを作成し、独り立ちまでの期間を平均○ヶ月に短縮した」といった、経営に直結する数字と成果を言語化するようにしていました。
看護師という枠に固執せず、自分の経験を組織運営のスキルとして再定義したことが、37歳でのキャリアアップ成功の鍵だったと感じています。
美医転科で案内された求人・アドバイス
美医転科を利用してよかったと感じたのは、クリニック側の諸事情で公開募集はできず、非公開案件で募集のあったマネジメント求人を紹介していただけたことです。
また、40歳での転職において、職務経歴書の書き方・見せ方のアドバイスはとても本質的でした。
当初の私は、これまでのリーダー経験を「スタッフの相談役」「シフト調整」「プリセプター」といった、看護師によくある文脈でしか記述できていませんでした。しかし、担当者から「マネジメントレイヤーで転職するなら、経営陣の言葉で実績を語るべきだ」と、厳しいながらも的を射た指摘を受けたのです。
アドバイスに従い、単なるリーダー経験を離職率を年間〇%低下させた施策や、「新人教育マニュアルの刷新により、独り立ちまでの期間を平均〇ヶ月短縮し、早期戦力化をフォローした」などと実績を数字へと落とし込みました。
また、看護技術ではなく、組織運営のスキルとして自分の経歴を言語化し直ししました。エージェントが私の強みを「現場の泥臭い課題を解決し、仕組みを強化できるマネジメント人材」としてクリニック側へプッシュしてくれたことが、書類選考の通過率を劇的に変えました。
単に何をやってきたかではなく、「御社の今の組織課題に対して、私のこの経験がどう利益に貢献するか」という視点で対話しました。その結果、現場看護師ではなく、最初から「エリアマネージャー候補」というポジションでの内定を勝ち取ることができたと感じています。
看護師という枠に固執せず、プロの視点を借りて自分の価値を定義し直したことが、37歳でのキャリアアップ成功の最大の鍵だったと感じています。
転職を振り返って
正直、前職の大手美容外科で「ポストの空きがない」「使い捨てにされている」と感じていた頃は、仕事に絶望していました。
しかし、一歩外の世界へ出て、自分の経験を単なる看護技術ではなく、組織を立て直すマネジメントスキルとして再定義したことで、年収800万円という条件と、エリアマネージャーという裁量権のあるポジションを掴むことができました。
現在は、複数院のスタッフマネジメントや採用、教育体制の構築を任されています。現場でスタッフが疲弊し、バラバラになっていく悲劇を嫌というほど見てきた私だからこそ、「スタッフが納得して働き、その結果として売上が上がる」という健全な循環を作ることに、これまでにない責任感とやりがいを感じています。
40歳という年齢は、美容では「引き際」と言われることもありますが、私はむしろ今回の転職を機にここからが本番だと思っています。そんな野心を持って、これからも美容医療で働いていきたいです。
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